WEB制作
採用サイトの効果的な作り方!目的から必要コンテンツまで徹底解説
この記事は、「現状のサイトで思った様に求人の応募がこない」「求人サイトの制作を考えている」「自社にマッチした優秀な人材を効率的に採用したい」といった方に向けて効率的な採用サイト制作を解説してます。
効果的な採用サイトを制作して優秀な人材の求人を効率よく行えるようにしましょう。
目次
採用サイトとは?
採用サイトとは、新卒や中途採用を目的とした求職者専用のサイトです。
採用サイトとコーポレートサイトは何が違う?
結論から言いますと、それぞれのサイトはユーザー(情報を発信する相手)が異なります。
採用サイトは求職者専用のサイトでコーポレートサイトは株主や顧客から求職者まで様々な相手に向けたサイトです。
採用サイト
目的 → 自社の求める人材の採用
発信情報 → 求職者の知りたい事業内容・募集要項・社風等
ユーザー → 新卒採用や中途採用を希望する求職者
コーポレートサイト
目的 → ブランディングや自社の顧客の安心や信頼を獲得すること
発信情報 → 事業内容・会社概要・求人情報・IR情報と様々な情報
ユーザー → 自社の顧客・株主・求職者と範囲は広い
採用サイトの目的と必要性
採用サイトの目的
採用サイトの一番の目的は当然自社の求める人材の採用をすることです。
自社の求める人材を採用するためには、「自社の魅力を伝える」「求職者の求める情報を掲載する」ことが非常に大切になってきます。
採用サイトの必要性
採用サイトを制作し運用することで訪問者のデータを分析をすることが可能になります。その結果応募のミスマッチを減らすことができるため、結果的に採用コストを削減することも可能になります。
なぜ求人コストの削減につながるか?
求人広告掲載 → 媒体にもよるが10〜100万円/月ほどの費用がかかる
採用サイト制作 → 制作費は制作時にかかるものの、自社で運用する場合には費用がほとんどかからない場合が多い
採用サイトを制作し運用することで応募のミスマッチを減らし、求人広告掲載費用も抑えることが可能になってくるため結果的に求人コストの削減につながる。
採用サイトを制作するメリット・デメリット
採用サイト制作を検討する上で、メリットとデメリットを知る必要があります。
採用サイトを検討する際にはメリットもそうですが、デメリットもしっかりと理解した上で制作をはじめましょう。
採用サイトを制作するメリット
- より多くの求職者に見てもらうことができる
- 自社の求める人材の採用をし易くなる
- ミスマッチを減らすことができる
- 結果的に採用コストを削減することも可能
採用サイトを制作するデメリット
- 制作には費用がかかる
- サイト運用に多少の手間がかかる
採用サイト制作でのポイントと必要なコンテンツ
採用サイト制作の4つのポイント
採用サイトを制作してより効果的な採用を行うためには下記のポイントを抑えることは非常に大切です。
採用サイト制作4つのポイント
01.ターゲットを明確にする
02.ターゲットのニーズをしっかりと把握する
03.採用後の働いている姿がイメージできる様にする
04.自社の魅力を最大限に伝える
ターゲットを明確にする
「新卒なのか中途なのか?」中途であるならば「年齢と経験はどの程度必要なのか?」によって必要なコンテンツや訴求するべきことが、かなり変わってくるためしっかりとしたターゲット設定(できればペルソナを作成)することが非常に重要です。
ターゲットのニーズをしっかりと把握する
ターゲットが違えばニーズも変わってきます。求職者は「どんな情報を求めて求人サイトを閲覧しにきているか」をしっかりと把握した上で採用サイト制作は行わなくてはなりません。
そのためにもターゲットを明確にした上で、そのターゲットのニーズを徹底的に調査し、調査したニーズをもとにコンテンツを制作していく必要があります。
採用後の働いている姿がイメージできる様にする
求職者に未来の自分の働いている姿がイメージさせることはCVR(コンバージョン率)を高めるには非常に重要なことになります。
CVR(コンバージョン率)とは
CVRとはConversion Rate(コンバージョンレート)の略で、ウェブサイトが目的としている成果の達成率のことを示します。
CVR = CV数 ÷ セッション数 × 100
※採用サイトにおけるCV(コンバージョン)は求職者がフォーム等で応募を送信することです。
自社の魅力を最大限に伝える
自社の魅力を最大限に伝えることは応募を検討している求職者の後押しになり、結果的に自社の求める人材の採用につながってきます。
採用サイトに必要なコンテンツ
- 募集要項
- ビジョン・ミッション
- 事業紹介
- 代表挨拶
- 社員インタビュー
- よくある質問
- お問い合わせフォーム・応募フォーム
- 個人情報保護方針
募集要項
採用サイトにおいてなくてはならないコンテンツになります。給与や仕事内容等の求職者が欲しい情報を漏れることなくきちんと掲載しておきましょう。
募集要項で必須の内容
● 業務内容
● 勤務地
● 勤務時間
● 休暇
● 給与
● 賞与
● 福利厚生
● 必須スキル・保有資格
● 条件
推奨する内容
● 求める人物像
● 歓迎スキルや条件
ビジョン・ミッション
自社のビジョンやミッションを求職者に理解してもらうことは非常に重要です。企業は誰でも採用したら良いわけではなく採用後共に同じ方向を向いて会社を成長させていける人材を採用しなくてはなりません。
そのためにもビジョンやミッションを掲載し共感してもらうことは結果的に自社の求める人材の確保につながるのです。
事業紹介
どんな事業をしているのかを把握することは求職者は必ず求めることです。どんなメンバーと働き、どのような仕事をするのかを求職者がイメージできるようにコンテンツを作る必要があります。
代表挨拶
ビジョンやミッションと似たようなコンテンツにはなりますが、代表者の言葉で語られることでより求職者には伝わります。
また、自分が採用された後にどんな社長の下で働くのかも求職者は気になる点なため、代表者の考え方や会社の雰囲気や社風を代表者自らの言葉で説明することで具体的に自分が働くイメージをしてもらうことができます。
社員インタビュー
実際に一緒に働くであろう社員の雰囲気や言葉を知ることでより具体的に自分が働く姿をイメージしてもらうことができ、求職者が応募する背中を押すことができます。
よくある質問
求職者が応募をする際に疑問に思うであろうことの解答を事前に用意してあげることで、応募の確率を高めることが可能です。
お問い合わせフォーム・応募フォーム
実際に応募してもらうためにはフォームを設置しておく必要があります。
フォームに入力する項目が増えれば増える程、手間が増えるため応募率(CVR)は下がります。そのため応募率を高めより多くの人と面接をしたいであれば項目を必要最低限にする方法もありますが、ある程度熱意のある人材に来てほしい場合にはしっかりと欲しい内容を入力してもらう方が良いでしょう。
個人情報保護方針
個人情報保護方針は必須コンテンツです。お問い合わせフォーム・フッター等には必ず個人情報保護方針ページへのリンクを設置しましょう。
デザイン?金額?失敗しないホームページ制作会社の選び方まとめ
自社の求める優秀な人材を採用するために、コーポレートサイトや求人広告に加えて採用サイトを運用することで更なる効果を産むことができます。
採用サイトは求職者に直接自社のメッセージや魅力を伝えることのできるのが最大の強みです。
まだ採用サイトをお持ちでない企業様はこれを機に制作を検討してみてはいかがでしょうか?求人サイト制作の依頼を検討している方はお気軽にご相談下さい。