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web3.0とは?今さら聞けないweb3を5分でわかりやすく解説【2022年】

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最近web3.0(web3)という言葉を耳にする機会も増えてきたのではないでしょうか。

この記事では、よく聞くけどweb3.0が良く分からない問い方に向けて、今さら聞けないweb3.0を5分ほどで分かりやすく解説しております。

まずはweb1.0とweb2.0が何だったのか?

web1.0

時期は1990年代半ばから2000年代前半までで、個人がインターネット上で情報発信ができるようになった時代です。

ホームページは静的なテキストサイトが主流で情報発信者から閲覧者への一方通行という点が特徴です。

web2.0

web2.0は2000年代に入り、SNSの普及と共に始まりました。SNSの普及により情報発信者と閲覧者は双方でコミュニケーションを取ることが可能になりました。

また、SNSの普及により誰もが簡単に情報を発信できる様になりました。

web3.0とは?

web3.0の特徴として、これまでのweb2.0の中央集権的なネットワークではなく、自立分散的なネットワークが主流になっていきます。

中央集権と自立分散について

中央集権とは?

中央集権とは、国家や株式会社のように、権力が中央に集まっていることを言います。

自立分散とは?

自立分散とは、中央集権の様に中央に権力が集まるのではなくそれぞれが自立した個によって動きます。

そして、web3.0の自立分散的なネットワークシステムの根底にある技術がブロックチェーンです。ブロックチェーンはインターネット上の取引データを台帳に記録する仕組みで、改ざんや複製がされにくい特徴があります。ブロックチェーンのデータは基本的にどこかのサーバーに置かれるということではなく、分散型で管理されます。ブロックチェーンについて詳しくは以下の記事で解説してます。

ブロックチェーンとは?【わかりやすく仕組みを解説】ブロックチェーンとは?【わかりやすく仕組みを解説】

また、自立分散型で運営される組織を「DAO」と言い、新しい仕組みの組織運営が今注目されています。DAOについて詳しくは以下の記事で解説してます。

自立分散型組織DAO自立分散型組織DAO

今後web3.0の世界はどうなる?

ここからはこれかのweb3.0の世界はどうなっていくのかを見ていきましょう。

web2.0→web3.0で何がどう変わるかのか

組織やネットワークは中央集権型から自立分散型になり、デバイスはスマートフォンの世界からXRやメタバースの世界に変わり、データはAIが管理・分析をする様になり、広告は検索やSNS広告からARや行動広告に変わっていきます。

まとめ

インターネットが登場し、web1.0からweb2.0になり世界はここ20年近くで考えられないほど変化しました。web3.0の世界もまた大きく変化が生まれると言われています。

web3.0になるメリットは「個人情報の自己管理」「セキュリティの向上」「仲介組織なく直接取引が可能になる」「サービスの利用に国境の制限がなくなる」等があります。

日本国内での関心も高まってきてはいて今後さらにweb3.0時代が到来してくることは間違いありません。その反面法整備等の課題はあるものの今後さらなる発展が期待されます。